普段着にはもちろん、アウトドアやウィンタースポーツでも活躍する「ダウンジャケット」。ウールやレザージャケットに比べて軽量かつあたたかいのが特徴。一度着たら手放せないほど便利な冬の必須アイテムです。
ダウンジャケットの中に入っている素材や、昨日などはブランド毎や製品自体に違いがあるので、ニーズに沿った商品選びが大事です。そこで今回はダウンジャケットの選び方とおすすめブランドをご紹介します。
- 「ダウン」とは
- 用途別選び方
- おすすめ人気ブランド
- おすすめメンズコーデ
「ダウン」とは
水鳥の羽根と羽根の間に生えている丸い球状になった綿毛(ダウンボール)のことです。 タンポポの綿毛のような形をしており、羽軸を持たないため柔らかいという特徴があります。 ダウンには、毛と毛が互いに絡み合わないという特徴があるため、空気を大量に溜め込むことができます。
用途別で選ぶ
普段使いの場合は、保温性にこだわり過ぎないのがポイントです。
普段着として着用する場合は、ダウンの混合率が低めでも充分な防寒対策が可能です。逆に、保温性が高いほど通気性が悪くボリュームがあるので、電車移動の際や暖かい日には動きやすさ、温度調節の面で不便です。
さまざまなシーンで日常的に着用したい方は、価格やデザインのバランスを見てダウンジャケットを選択してみてください。
アウトドアで使用するなら耐水性の高さもチェック
アウトドアでダウンジャケットを着る際は、雨や雪でも水分を含んで重たくなったり、冷たくなったりしにくい製品を選びましょう。耐水性のあるダウンジャケットを選びたいときは、使用している羽毛の種類よりも、ダウンジャケット表面の素材のほうが重要になります。防水性と撥水性に優れた素材のモノや、縫い目の少ない製品がおすすめです。
おすすめ人気ブランド
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)
もはや説明不要なレベルですがあえて書くと、アメリカ発の人気アウトドアブランドです。当時寝袋が売れた頃から徐々に名を馳せていったそう。
高い機能性、デザイン性を兼ね備えており、多くの方から支持されています。
高性能+シンプルな商品を展開しているのが特徴で、シンプルスタイルやカジュアル、ストリート系などの幅広いファッションスタイルに合わせることが可能です。
THE NORTH FACE ヌプシジャケット
プリマロフトやサーモライトといった高性能素材を使用することで、高い保温性能を実現。 生地表面には、防水透湿性素材が使われているので濡れにも強いのもポイントです。 そして、普段使いにも違和感のなく溶け込むデザイン。 機能性とデザイン性を両立させていることが人気の理由ですね。
ヌプシの魅力を語る上で欠かせないのは、フィルパワー700*のダウンで保温性も抜群だということ! 一般的には、フィルパワー600以上が良質ダウンとされていますが、ヌプシのフィルパワーは暖かさに文句無しの700です!
ファスナー ノースフェイスのほぼ全ての商品は、ファスナーにYKK製を採用しているため、「YKK」と刻印されています。 ファスナーが無印だったり、別の文字が刻印されていたりする場合は、偽物である可能性がかなり高いでしょう。
THE NORTH FACE バルトロライトジャケット
優れたデザイン性が指示されているのバルトロライトジャケットはアウトドアだけでなく、タウンユースに使えるウェアとしても人気の高い一着です。 また、デザイン性だけでなく、「保温性」「収納力」「耐水性」などの機能性が非常に高いことから、常に品薄状態になるほどです。
光電子ダウンがもたらす圧倒的な保温性
真冬の天体観測や雪上ハイクにも対応できるほど、突出した保温性を持っている“バルトロ”。 そして圧倒的な防寒力を生み出すカギとなっているのが、中綿に採用されているブランド独自素材の光電子ダウンです。
重量は、Lサイズで、「920グラム」です。 トレンチコートやウールコートは、同じサイズで平均1000グラム〜1500グラムほどありますので、比較すると半分くらいの重さだということになります。 ヌプシジャケットは、「685グラム」なので、それよりはダウンが詰まっている分、重いです。 生地の厚みは、「30デニール」です。
MONCLER モンクレール ダウンジャケット
撥水性に優れたナイロン生地を使った人気のダウンジャケットです。フードやフロントファスナーの内側には、おしゃれなロゴ入りグログランテープを配置。左袖にはブラックのシリコンロゴがあしらわれています。
フロントには縦ファスナー付きの大きなポケットが2つ備わっており、小物の収納に便利。また、伸縮性に優れたエラスティック袖口が手首にしっかりとフィットするので、袖口から冷気が侵入しにくくなっています。
フードのフィット感はドローコードで調節可能。タウンユースしやすいスタイリッシュなデザインと、優れた保温性を両立したおすすめのダウンジャケットです。
ユニクロ シームレスダウン
シームレスダウンは、従来の縫製の代わりに熱圧着加工を行った、限りなく縫い目を減らしたすっきりとした見た目のダウンジャケットのことです。
シームレスダウンは3年ほどで経年劣化すると言われています。 というのも3年ほど経つと、生地に施された接着剤が剥離してくるからです。 実際に「東京都クリーニング生活衛生同業組合」のサイト内でも「着用状態などにもよりますが、3年程で圧着部分が剥がれてくる可能性が高い」と、注意点があげられています。
縫い目がほぼない分、従来のダウンジャケットよりあたたかみがあり、かつスタイリッシュな一品かと思います。1万円程で買えるのでコスパ◎
ダウンジャケットのお手入れ方法
- 洗濯表示をチェック
- 表地の素材をチェック
- クリーニング
- 自宅で洗う
洗濯表示をチェック
洗濯機マーク、手洗い可のマークがあればOKです。
手洗い不可のマークの場合、諦めましょう。
表地の素材をチェック
ウールの場合、洗うと縮みが出るのでプロ(業者)に任せましょう。
レザーダウンも家庭で洗うのは不可能ですのでクリーニングに出した方が安心です。
ただし、「自宅で洗えるダウンジャケット」と謳われている商品の場合は安心して洗濯できます。
クリーニング
ダウン、コートなどのガッツリ冬物のアウターの場合の相場が気になると思います。
安いショップでしたら1000円以下でもいけるそうですが、相場は2000円〜3000円程で見ておくのが良いかと思います。
なお、専門的なクリーニング屋などに出すと高額になる場合もあるので注意が必要です。
自宅で洗う
前述した洗濯表示などを確認し、可能であれば手洗いしましょう。
形を整えてから、前ボタン及びファスナーをしっかり閉め、折り畳む。
いつも使っている洗剤では不安があるので、型崩れなどのリスクを減らすために専用の洗剤を用意しましょう。
ダウンやニット類はいつもの洗濯だとボリュームが減ったり縮んだり、色褪せなどの原因になります。
専用洗剤を用いて汚れを落としつつ、衣類の復元力もUPさせましょう!
余談
ダウンジャケットは、お住まいの地域にもよりますが着込む必要がなく、1着で暖かいというのが何よりのメリットだと思います。
また、手洗い可の洗濯表示マークがあっても、心配な方はクリーニング店に潔く持っていくのが一番ベターかと個人的には思います。
最近では、ブランド毎に流行に沿ったデザインテイストなものや、ベーシックな型のダウンなど、さまざまなものが世に出ているので、ぜひあなただけのお気に入りの1着を見つけて長く愛用してもらいたいと思い、今回の記事を書きました。
随時修正や更新をしようと思いますので何かありましたらお気軽にお問い合わせからご連絡ください。
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